NISAを始めるには

NISAを始めるにあたって、何はともあれまずは口座開設が最初の一歩です。飲食店で例えるなら、口座が「お店」であり、オーダーを聞いて料理を運んで来てくれる「店員」でもあります。

1:まずは口座を開設しよう
NISAを始めるにあたって、何はともあれまずは口座開設が最初の一歩です。飲食店で例えるなら、口座が「お店」であり、オーダーを聞いて料理を運んで来てくれる「店員」でもあります。

2:資金を入金しよう
無事に口座を開設できたら、NISA用資金を入金しましょう。銀行や証券会社によっては、NISA以外の取引も出来る「総合口座」のような形での開設になっている場合もあります。その場合、入金先や、入金した後の手順が異なる場合もあるので、事前に確認が必要です。

3:実際に取引してみよう
1と2で準備は終了です。あとは、実際に取引を行うだけです。
再び飲食店で例えるなら、1と2で、「どのお店にするか」「財布の中にいくら入っているかの確認」が済んだ段階です。国内の株式投資という、和風創作料理か。
国内の投資信託という、懐石料理か。
海外株式という、洋食や中華料理やアジアン料理にチャレンジしてみるか。
株にしても信託にしても、オーダーした時点では、まだ料理は完成していません。時間をかけてどんどん美味しくなるものもあれば、反対に不味くなってしまうものもあるかもしれません。
予算などと照らし合わせて、「美味しくなる料理」を見極めましょう。

4:利用可能枠を確認しよう
NISAは1年間で100万円までと利用制限がかけられています。
この「100万円」というのは、「オーダーに使った金額」にかかる制限です。
なので、50万円分オーダーして、3万円損してしまっても、「オーダーに使った金額」は50万円のままで、47万円にはなりません。
反対に、50万円分のオーダーで、収益が100万円出たとしても、利用可能枠は50万円残っています。
どんなに美味しそうな料理を見つけても、その時点で100万円の限度に達していれば追加オーダーをかけることが出来なくなってしまいます。
最初に高い肉料理ばかり頼んでしまうと、後で辛くなってしまうのと似ていますね。

5:オーダーした商品を確認しよう
3でお話した通り、NISAでオーダーした商品は、時間の経過とともに美味しくなったり、不味くなったりするものです。
今、自分がオーダーしていている料理がどんな状況になっているか、常に把握しておくようにしましょう。
中には、どれだけ時間をかけても美味しくならない料理もあります。そういう商品には早めに見切りをつけることも大事です。