株式投資でやってみよう

NISAをどこで開設するかを決めたら、いよいよ本番スタート。ついに投資デビューです。では、何で投資デビューしますか?
たびたび出てくる「飲食店での例」をまたもや使いますが、
今はようやく「どのお店に入るか」を決めた段階に過ぎません。
お店の中には腕前も経験も様々なシェフたち(=企業)がいます。
どのシェフに調理してもらうかを決めなければいけません。
ここでは、NISAを始める前に「株式投資」について紹介していきます。

株式投資でやってみよう
NISAをどこで開設するかを決めたら、いよいよ本番スタート。ついに投資デビューです。では、何で投資デビューしますか?
たびたび出てくる「飲食店での例」をまたもや使いますが、今はようやく「どのお店に入るか」を決めた段階に過ぎません。
お店の中には腕前も経験も様々なシェフたち(=企業)がいます。
どのシェフに調理してもらうかを決めなければいけません。
ここでは、NISAを始める前に「株式投資」について紹介していきます。

株式投資ってどういうこと?
「株」とはそもそも、「会社を経営するのに、資金を100%自分で用意するのは無理なので、ウチの会社の将来性を見込んで、出資してください」というものです。しかし、何の見返りもなければ、誰も出資なんかしてくれるわけがありません。「見返り」として、「会社が上手くいって利益が出たら、その利益からいくらか還元します」という条件をつけたのです。
これが「株」の物凄くシンプルな基本ですね。
そして、企業に出資したことの証明として、企業から株券が発行されます。
この株券はただの出資の証明書ではなく、「利益が出たら、利益を分配するよ」という「約束の証明書」でもあるのです。
この「約束」がとっても大切なのです。

どうやって利益を出すの?
「約束」の内容は企業によって様々です。
1株3万円で株を発行しているA社があったとします。
そして配当金として1株につき1000円もらえることになりました。
この時、A社の株を10株持っていれば1万円の利益です。
この約束を重視して株を購入し、その株を持ち続けるというのが、「株式投資」のやり方その1です。
次に以下の例を見てみましょう。
1株1000円で株を発行しているB社がありました。
B社はそれまであまり有名ではない企業でしたが、あなたはその企業の将来性を見込んで20万円で200株購入しました。
そして、あなたが株を購入した半年後、B社は新しく始めたゲーム事業で大当たりしました。
株価は何と5倍になり、1株5000円になりました。
このタイミングで持っている200株を全て売りました。
株を購入した時は20万円でしたが、売った結果100万円になり、差額80万円の儲けです。
このように株価のタイミングを見極め、売買の時の価格差で利益を上げる方法が、株式投資のやり方その2です。
上記のような幸運が起これば理想的ですが、なかなかそうは上手く行かないのが株というものです。株価が何倍にも上がる可能性があるということは、半分以下になってしまう可能性も秘めているということですので、かなりハイリスクハイリターンだと言えます。
「株とギャンブルには手を出すな」という言葉はこの2のやり方に当てはまるものですね。