投資信託でやってみよう

投資信託とは
投資信託とはどういうものかというと、単純に言ってしまえば「共同出資」ですね。さらに有り体に言ってしまえば、「お金を出すだけ出して、取り引きは全て出来る人に任せる」というものです。
読んで字の如くなのですが「信じて託す」と書いて「信託」なので、あなたがやることといえば「お金を出す」ことと「信じて託す」ことの2つだけです。後は、損をしても文句を言わないということくらいでしょうか。
何故このような商品が存在しているかというと、「投資して資産を増やしたいけれど、知識も経験もないし、大損するリスクが怖い」という人と、「知識も経験もある。資金さえ豊富なら安定して利益を出せる銘柄もピックアップしてある。でもお金がない」という人の利害が一致したからです。

安定して長く
投資信託の肝となるのは、「信じて託す」の部分です。「誰にあなたのお金を託すのか」が最も肝心なポイントです。
自力で見極めなくてはいけない株式投資とは異なり、プロが運用してくれるので、損をするリスクは軽減されています。しかしあくまで投資ですのでリスクはゼロではありません。
リターンを大きく求めればリスクも比例して大きくなります。
株と同じように「銀行に預金するよりは利率が良いから」という程度の投資ならば、リスクもそれなりに小さくなります。
基本的には、株式投資よりもリスクが低い投資信託ですから、NISAで投資家デビューされる方は、信託で最初の2~3年は投資感覚というのを養い、その実地経験をもとに勉強し、次は株式で勝負をしてみるというのも良いかもしれませんね。
NISAは最大5年間という制限はありますが、連続して5年間利用する必要はないので、2~3年やってみて、潜伏期間と申しますか、勉強期間を設けてからというやり方もOKなのです。